京都バス 10系統(比良線)

京都バス
バス 所在地: 京都府・滋賀県 地域: 近畿
廃止日: 2026年3月15日 (日)
比良山地への登山客に親しまれた名物路線。利用者減少と維持コスト増により廃止。
目次
  1. 概要
  2. 廃止の背景と詳細
  3. 代替交通手段
  4. 所在地マップ
  5. お別れ乗車ガイド
  6. 路線の軌跡

廃止の背景と詳細

京都バスの10系統(比良線)は、京都市左京区の出町柳駅から、大原を経て滋賀県高島市の朽木学校前までを結ぶ全長約35kmの長距離路線です。古くから比良山地(武奈ヶ岳など)への登山客や、鯖街道沿いの集落を結ぶ地域の足として親しまれてきました。しかし、マイカー登山の普及や沿線人口の減少により利用者が激減。さらに狭隘路の多い山岳路線の維持には高度な運転技術とコストを要することから、2026年3月をもって長年の歴史に幕を下ろすこととなりました。

代替交通手段

出町柳駅〜大原間は、京都バスの既存系統が引き続き高頻度で運行されます。大原〜朽木方面へは、高島市コミュニティバスの活用や、JR湖西線安曇川駅からのシャトルバス等への乗り継ぎが必要となります。

お別れ乗車ガイド

比良線は「鯖街道」の趣を色濃く残す車窓が最大の見どころでした。特に花折峠越えの急勾配や、安曇川沿いの峡谷美は、バスの窓から眺める絶景として知られていました。登山届を出し、大きなザックを抱えた登山客同士が車内で言葉を交わす光景は、山岳路線ならではの温かみがありました。廃止前に、新緑や残雪の比良山地を望む最後の車窓旅を楽しんでください。

路線の軌跡

1960年7月 「比良線」として出町柳駅前〜葛川梅の木間で運行開始
昭和中期 比良山への観光・登山路線として盛んに利用される
1997年10月17日 葛川梅の木〜朽木学校前まで路線が延伸される
2010年代 利用者の減少に伴い、運行本数が季節限定や土休日のみに削減される
2026年3月15日 深刻な運転士不足などのため全区間の運行を終了・廃止

所在地マップ

※ 京都バス 10系統(比良線)(京都府・滋賀県)の所在地を地図上に表示しています。

同じ年の廃止路線をまとめて見る

2026年 廃止路線まとめ(一覧)