富山地方鉄道 本線・立山線 一部廃止

富山地方鉄道
鉄道 所在地: 富山県 地域: 北陸
廃止まで あと 218
廃止予定日: 2026年11月30日 (月)
行政からの支援が得られない場合、2026年秋に廃止となる方針。立山黒部アルペンルートへのアクセスに影響。
目次
  1. 概要
  2. 廃止の背景と詳細
  3. 代替交通手段
  4. 所在地マップ
  5. お別れ乗車ガイド
  6. 路線の軌跡
  7. 関連リンク

廃止の背景と詳細

富山地方鉄道(地鉄)は2026年、本線の滑川〜新魚津間(約4km)および立山線の岩峅寺〜立山間(約19km)の廃止を示唆する方針を打ち出しました。背景には、地鉄全体の慢性的な赤字経営があります。コロナ禍で観光客が激減し、沿線人口の減少も重なり、単独では路線維持が困難な状況です。 特に立山線は、立山黒部アルペンルートへのアクセス路線として外国人観光客にも人気があり、廃止されれば富山県の観光産業に大きな打撃を与えると懸念されています。廃止区間には立山駅が含まれており、「世界有数の山岳観光地への玄関口」が失われることへの反発は根強く、沿線自治体・県・国交省との間で存続に向けた協議が続いています。2026年秋(11月末)が廃止期限とされていますが、支援策によっては存続も見込まれる流動的な状況です。

代替交通手段

立山方面へは、富山地方鉄道が廃止された場合、富山駅からアルペンルート専用のシャトルバスや既存の観光バスが代替交通機関として検討されています。岩峅寺方面は富山地方鉄道上滝線(不二越線経由)が引き続き運行。新魚津方面はJR北陸本線の魚津駅が最寄り駅となります。最新の運行状況は富山地方鉄道および富山県の公式情報をご確認ください。

お別れ乗車ガイド

廃止対象区間のうち立山線は、立山駅へ向かう日本有数の山岳絶景ルートです。特に「千垣〜有峰口」区間では常願寺川の深い渓谷を渡るシーンが圧巻で、秋の紅葉シーズンには息をのむほど美しい車窓が続きます。廃止が正式決定した場合は混雑が予想されるため、早めの乗車計画をおすすめします。立山駅ではアルペンルートのケーブルカーとの接続があり、立山・黒部方面への起点として今なお重要な役割を担っています。

路線の軌跡

1930年2月11日 富山電気鉄道株式会社が設立(地鉄の前身)
1943年1月1日 戦時統合により富山地方鉄道株式会社へと改称
1954年8月1日 富山地方鉄道立山線が岩峅寺〜立山間全通
2026年秋 行政支援が得られない場合、滑川〜新魚津間・岩峅寺〜立山間の廃止を示唆した方針を提示

所在地マップ

※ 富山地方鉄道 本線・立山線 一部廃止(富山県)の所在地を地図上に表示しています。

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