十和田観光電鉄線

十和田観光電鉄
鉄道 所在地: 青森県 地域: 東北
廃止日: 2012年4月1日 (日)
東北新幹線八戸延伸後の利用者減少と老朽化により廃止。
目次
  1. 概要
  2. 廃止の背景と詳細
  3. 代替交通手段
  4. 所在地マップ
  5. 路線の軌跡

廃止の背景と詳細

十和田観光電鉄線(三沢〜十和田市間、約28.8km)は、青森県三沢市から十和田市を結ぶ中小私鉄です。東北新幹線が八戸まで延伸(2002年)されたこともあり、観光客は飛行機・新幹線+バス利用にシフト。さらに2011年の東日本大震災後に施設の点検を行ったところ、橋梁の老朽化が深刻であることが判明しました。修繕費用は約20億円と試算され、自治体の支援交渉も実らずに廃止が決定しました。 十和田湖・奥入瀬渓流への観光アクセスが主な役割でしたが、廃止後は十和田観光電鉄バスが代替交通として運行。廃線跡の一部はサイクリングロードとして整備されるなど、地域の観光資源として後世に残す取り組みが続いています。

代替交通手段

十和田市へは、十和田観光電鉄バスや南部バスが八戸駅・三沢駅方面から運行されています。三沢駅はJR東北本線(青森〜八戸方面)が利用可能です。十和田湖方面へはJRバス東北が運行しています。

路線の軌跡

1922年9月5日 十和田鉄道として古間木(現三沢)〜三本木(現十和田市)間で開業
1951年6月20日 全線が電化・改軌され、近代的な私鉄として再出発
2002年12月1日 東北新幹線八戸延伸開業により、沿線観光動線が大きく変化
2011年3月11日 東日本大震災の被害を受け、施設点検で橋梁老朽化が発覚
2012年4月1日 施設修繕費用の確保が困難として全線廃止。代替バスに転換

所在地マップ

※ 十和田観光電鉄線(青森県)の所在地を地図上に表示しています。

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